オリーブとの出会い

201310

元気なシニア世代で各地の耕作放棄地を活かせる道はないか。いま65歳以上が3000万人以上になり、ますます増える傾向にあります。個々のシニア世代はとても元気で、まだまだ何か働きたきたいと思っていらっしゃいます。
こうした中でシニア世代でも出来るものを探しておりましたら、「オリーブ栽培」と出会いました。これが最初のきっかけです。

オリーブ栽培は他の果樹栽培より手数が少なく、シニア世代でも十分に無理なく作業ができます。現役の人たちにとって弱点であった実をつけ収入を得るまでの6~7年という歳月が、シニア世代なら“遣り甲斐、健康、仲間作り”など別な面でも有益部分があり、楽しみながら働けます。

子や孫のため、そして自分たちの遣り甲斐とサムマネー(幾らかの収入)のために各地の耕作放棄地を活用してオリーブ栽培が始まりました。その間栽培指導等が必要になり、全国初の「オリーブ大学」を開校し、この3年間で約100名の方々に受講いただき、いまも続いています。

昨年あたりから実もなりだし、いよいよ出口にあたる商品つくりが必要になり、今回、スパイス専門メーカーと共同で1年半の歳月をかけ、オリーブカレー、オリーブスパイスの商品化を実現しました。オリーブスパイスは、他の類似品もなく日本初の商品になり好評を得ています。
日本のオリーブ栽培は、耕作面積も狭く、本場のオリーブ栽培地からするとすべての面で割高の商品にならざるえません。そこで、私たちは、オリーブの木から得られるものを“頭から尻尾”まで使えるようにする商品化をこれからその分野のプロの方々と組みながら日本人に向いた安全で健康的なオリーブ商品をオリーブ栽培者と一緒に取り組んでいきたいと思っています。

代表取締役 古賀 直樹

オリーブとのかかわり

college (1)5年前よりオリーブ関連食品の普及に必要な原材料のオリーブを国内に求めるため、日本に適したオリーブ栽培の普及、促進を目的とする団体を組織し、同時に生産者の育成として「日本オリーブ大学」を創設し取り組んでいます。おかげさまで、その輪は全国規模に広がりだしています。

日本オリーブ大学での活動

オリーブの基礎技術の習得、応用方法や土づくりから植えつけ、育成管理、収穫、剪定までを実習で体験し、オリーブ栽培が可能な人材の育成を目的に活動を行っています。

オリーブ大学講座の様子

 

 

 

 

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